Blog活動日誌

2023年2月2日 美味しいお米

先日、知り合いから美味しいお米を食べさせて頂いた。

滋賀で作っているお米はとても美味しいので、すぐに白米と卵かけご飯で頂いた。

後日改めて、品種を聞かなければと思っている。

 

滋賀県内で最も生産されているお米はの品種は「コシヒカリ」。

その他には湖南や湖東を中心に生産されている「キヌヒカリ」や、お寿司に向いていると酢飯として使われることも多い日本晴も有名だ。

最近では甘みが美味しい「みずかがみ」の人気が高く、何かと注目されている品種だ。

 

滋賀県の品種別作付割合の推移を見てみると、そのことが顕著に分かる。

平成17年から平成30年までは作付割合の順位は、「コシヒカリ」、「キヌヒカリ」、「日本晴」の順位が維持され続けてきた。

しかし令和元年に入ると、それまで地道に数字をあげ続け前年8.6%だった「みずかがみ」が10.1%に上昇。逆に9.1%だった「日本晴」は8.5%に下降した。(滋賀県みらいの農業振興課の公開資料より)

入れ替わった順位は、令和3年まで変わらず「コシヒカリ」、「キヌヒカリ」、「みずかがみ」という順位を維持し続けている。

http://www.ohmimai.jp/about/ より抜粋

 

それだけ「みずかがみ」への期待値は高く、需要も増えているといえるのだろう。

 

また個人的にはブランド戦略にも成功したと思っている。

食品業界では青色は食欲を減退させるとして避けられる傾向があったが、あえて青を全面に入れて目立たせることによって、お米売り場で大きな存在感を放ったことも大きいと感じている。僕の知る限り、それまで青を推していたお米のパッケージは見たことがない。

現在では青森の「青天の霹靂」(せいてんのへきれき)も青パッケージを全面に推しているが、2013年(平成25年)の「みずかがみ」より2年後に2015年(平成27年)より一般販売と聞いているので、「みずかがみ」の方が早かったのではないだろうか。

今後、近江米がどんな進化を遂げていくのか分からないが、そこには農家の皆さんの努力以外に、多種多様な多くの力が必要なのだと断言できる。

 

特に滋賀県として滋賀の農産物に対する総合的なブランディングによって、価値を高めていくことで、商品単価をあげていくことも出来る。

同じお米でも1㎏ 4000円で売られているようなお米もあるのは、味はもちろんのこと、ブランドイメージを確立したことが大きいのではないだろうか。

 

それは喫茶店にコーヒーを飲みに行くのか、スターバックスにコーヒーを飲みに行くのかの違いで、後者はその立ち位置を確立したからこそ、今でも多くの人で賑わっているのだと思う。

 

美味しいお米を作る為に努力している農家さん。

人の目を引くデザインを作るデザイナーさん。

マーケティングから販路を生み出していくバイヤーさん等々、あげればキリがない。

 

本当に売れる商品は、決して一人だけで作っていけるものではないのだと改めて感じる。

 

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