2022年12月13日 保険料上限額を段階的に引き上げ
自民党の社会保障に関する委員会で2024年度から75歳以上の保険料上限額を段階的に引き上げる修正案が示された。
コロナで痛み傷つく人たちに、これ以上の負担を強いる。
保険料が不足しているのも分からなくない。
ただ、何故いまなのか?
僕はその理由が、当面国政選挙が当分ないからだと考えている。
衆議院は任期満了まで待てば2025年。
参議院議員選挙も同じく2025年。
しばらくの間、選挙はない。だから今のうちに進めてしまおうとしていると思うのは邪推だろうか?
何よりも足りないから増額というのでは、永遠に増額しなければならない。
1997年に子どもの数が高齢者人口よりも少なくなった。
この年以降、少子社会となったわけだが、少子化の始まりは48年前もから始まっている。
その間、自民党政権ではなかった期間は1993年-1994年の非自民・非共産連立政権だった時と、2009-2012年の民主党政権期間だけ。4年ちょっとしかない。それ以外は全て自民党政権だったのに、彼らは何をしていたのうだろうか?
少子化に歯止めがかかれば、保険料上限額の引き上げや、年金問題に過疎化の問題など、好転する問題が山ほどある。
少子化対策こそ、最大の経済対策なのだ。
2023年には全国的に市議や県議の選挙がある。
いわゆる統一地方選挙だ。
ここでどんな結果を出せるのか。
これは未来への大きな分かれ目になるのではないだろうか?