2022年12月3日 THE FIRST SLAMDUNKを観てきました
スラムダンクといえば僕が小学校から中学校の時に、大ブームを起こしバスケットボール漫画だ。
作者の井上雄彦さん自身がバスケットボールをしていて、バスケットマンガは流行らないと言われていた当時の漫画業界で、頑なにバスケマンガを描き、その定説を覆した伝説の漫画と言っても大げさではない。
もちろん僕も中学に入った時に、バスケットボール部に入部した一人だ(その後すぐに、もともと好きだったサッカー部に入ってしまったが…)
そのスラムダンクが26年ぶりに映像化するというのだから、映画を見に行かないわけにはいかない。
しかも、内容の前情報が全く出てこない。
発表当初はアニメなのか、実写なのかも分からなかったほど、情報は出てこなかった。
アニメと言うことは発表されたものの、その後も情報は出てこない。
マンガの続編なのか?
アニメの続編(原作の完結まで放送されていない)なのか?
オリジナルストーリーなのか?
パラレルワールドなのか?
様々な憶測が飛び交う中で、公開の一ヵ月前に20年以上前のTVアニメ時から声優が変更されると発表があった。
当時、テレビの前で楽しみに観ていた僕としては正直、驚きと落胆があった。
観るのを止めようかとも思った。
それでも、井上雄彦さんを信じることにした。
原作の内容や「リアル」、「バガボンド」といった、その他作品を見ても、この人の思いは凄い。だからこそ、今になって映画化するスラムダンクが中途半端な作品なわけがないと信じ、どうしてもネタバレ情報が出てくる前に観ておきたかった。
駅立ちとポスティング、挨拶まわりなどで、クタクタに疲れいたものの、公開初日最終回の上映に行ってきた。
最高だった。
日本代表のサッカーの試合で三苫選手が見せてくれた1mmの奇跡。
それに繋がるような「諦めたらそこで試合終了」という思い。
久しぶりにあの頃を思い出した。
何よりもバスケットの試合を、ボールを持っている人のすぐそばで、常に見ているような大迫力の映像だった。
そして、ラストの演出も原作好きにはたまらなかった。
音楽も格好良かった。
OPとED曲はしばらくの間、ヘビーローテーションで聴きたいぐらい痺れた。
諦めないこと、仲間を信じること、この映画を観て元気をもらい、自身も来春の闘いに向けて頑張らなければいけなと改めて決意しました。
THE FIRST SLAM DUNK
2022年、最高の作品に間違いないです。