Blog活動日誌

2022年9月3日 「GUNDAM NEXT FUTURE -BASE SERIES-」大阪

大阪に用事があり、グランフロント大阪に行くと、うめきた広場で2m大の歴代ガンダムシリーズ立像が展示されていました。

個人的にはガンダムは、シリーズを通して

「大人たちの戦争に巻き込まれた子どもたちが、理不尽な世の中と戦いながら生き抜いていく作品」

というテーマを感じているので、今の理不尽な世の中にリンクするところも沢山あるのかと思っています。

(個人的にはダブルオーなど見れていない作品もいくつかありますが…)

 

特にファーストと呼ばれる一番最初の作品のストーリーは、とても考えさせられます。

 

1、地球の人口がパンク

2、スペースコロニーと呼ばれる宇宙に作られる人工の居住地で生活しようという話になる

3、コロニーには貧乏人、地球に住む人とコロニーを統治する人はエリートという構造になる

4、地球から一番離れたサイド3というコロニーが自分たちの自治権を求めて連邦軍(地球とコロニーを仕切ってる)から独立をもちかけ戦争になる

という内容を連邦軍の視点で描かれています。

 

公開当時の1979年には異星人などが地球に攻め込んできて、彼らを倒す勧善懲悪な物語が多かったにも関わらず、ガンダムでは敵も味方も人間で、それぞれの正義があって、戦争しているという設定は大変斬新だったと思います。

ファーストでは結果的にエリートが自治権を認めない話が正しいと見える物語になっていますが、様々なシリーズをを通して、そこに対しての疑問や変化が表現されているのは大変興味深いので、時間がある方は是非。

 

開催は9月4日まで

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