2024年11月13日 環境・農水常任委員会の県外行政調査1日目 @九州農政局
こんばんは。大津市選出の滋賀県議会議員、野田武宏です。
今日から3日間、環境・農水常任委員会の県外行政調査で九州を訪れています。
初日は熊本市にある九州農政局を訪問し、九州の農業について調査しました。
九州は、人口や土地面積、経済規模では全国のおよそ1割を占める一方、農業産出額では全国の約2割を占める農業の盛んな地域です。今回は、九州農業の全体像に加え、滋賀県でも課題となっている担い手不足や農家の所得向上、特産品の創出や販売促進などについてお話を伺いました。
中でも熊本地震からの農業の復旧・復興については、大変勉強になりました。
お話を聞いて初めて知ったのですが、熊本市東区の秋津地区では、熊本地震によって農地や用排水施設などが被災し、水稲の作付けが困難となったそうです。そこで、農家の収入を少しでも確保し、営農を継続するため、水を多く必要とする水稲に代えて、かん水を必要としない大豆を一時的に作付けすることで、地震が発生した年にも営農を続けられたとのことです。
さらに、その後の復旧では単に農地を元の状態に戻すだけではなく、農地の集積や大区画化などを進め、「創造的復興」につなげられました。
災害からの復旧というと、どうしても元の状態に戻すことを考えがちですが、まずはその時にできる方法で営農を止めない。そして、復旧を将来の農業をより良くする機会にもしていく。その考え方はとても印象に残りました。
また、九州でも農業従事者の高齢化や人手不足は大きな課題となっています。ミカンの産地では、収穫期の人手不足を補うための対応が必要となっていることや、気候の変化を受けて新たな作物に挑戦する農家が出てきていることなど、農業を取り巻く環境が変化していることについてもお話を伺いました。
今回説明いただいた企画調整室の金田室長のお話の中で、「直接会えば伝わる」という言葉も心に残りました。どれだけ良い文章やイラストをつくっても、それだけでは伝わらないことがある。実際に現地を訪れ、直接話を聞くことの大切さを改めて感じる行政調査となりました。
明日も引き続き、県外調査で勉強していきたいと思います。
#滋賀県議会議員野田たけひろ
#農業
#復興
