Blog活動日誌

2026年9月7日 学生の皆さんとの意見交換会

おはようございます。滋賀県議会議員の野田武宏です。
 
8月26日、滋賀県議会で県立大学の学生の皆さんとの意見交換会が行われました。
テーマは「県議会への興味と関心を高めるための取組について」。
 
滋賀の魅力や身近な課題、県政への関心、そして「どうすれば若者に県議会へ興味を持ってもらえるのか」などについて、率直に話を聞かせてもらいました。
公共交通の不便さや、県が何をしているのか分かりにくいという話、AIによって将来の仕事がどうなるのかという不安など、話題はさまざまでした。
 
その中で、私自身も改めて考えたことがあり、若い方に向けたメッセージとして、まとめようと考えたところ、投稿までに時間がかかってしまいました。
 
今回の意見交換会は、若者の皆さんに県議会や県政への関心を高めてもらうことが大きな目的ですので、こんなことを言うと身も蓋もないかもしれませんが、私は、いきなり政治に強い関心を持ってもらう必要はないと思っています。
 
私が大学生だった頃も、周りで政治に強い関心を持っていた人は決して多くありませんでした。私自身は、学費の問題など生活に直接関わることがあったので、比較的早い段階から政治に関心を持っていましたが、特に困っていることもなく、政治を身近に感じるきっかけもなければ、関心を持たない方が自然なのかもしれません。

 
ただ、一つだけ言えることがあります。仕事や子育て、住まい、医療、教育など、大人になると子どもの時に比べて、より多くの場面で政治や行政と関わります。その時、少しでも知識や関心があれば、見える景色が変わるという意味では、早い段階から政治に興味や関心を持つことは、決して無駄にはなりません。これは断言できます。
 
一方で、日々の暮らしに困ることがなく、安心して生活できているのであれば、政治を意識しなくても暮らせる。それは悪いことではありません。
 
そもそも、政治だけが特別に高尚なものというわけではありませんので、他の仕事についてはそこまで関心を求めないのに、政治に携わる側だけが「もっと政治に興味を持ってください」と言い続けるのは、少しおこがましいような気もします。
 
ただ、社会はそんなに単純でもありません。
今は困っていないように見えても、問題を先送りしていたり、見えないところで負担が積み上がっていたり、そのツケを次の世代に回していたりすることもあります。
だからこそ、政治だけではなく、社会で起きているいろいろなことに少しずつ関心を持ってもらえたらと思っています。
 
その時に政治家ができることは、「政治に興味を持ってください」と繰り返すことではなく、興味を持つきっかけになる入口をたくさん用意しておくことだと思います。
 
普段の生活の中で「これ、どうなっているんだろう」「もう少しこうなったらいいのに」と感じたところから、政治や行政につながることはたくさんあります。
 
何か気になった時に、必要な情報にたどり着けるようにしておく。それが、政治家として私が用意しておくべき入口なのだと思っています。
 
今回、学生の皆さんから聞かせてもらった一つひとつの話も、次にどんな入口をつくればいいのかを考えるヒントになりました。
 
そして、困ったことや疑問に思うことがあった時、「そういえば県議会議員と話したことがあったな」と思い出してもらえたら、それだけでも今回の意見交換会には十分意味があると思っています。
 
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
またぜひ、率直な声を聞かせてくださいね。
 
野田武宏
 
#若者と政治 #政治 #滋賀県議会議員野田たけひろ
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