2026年8月12日 令和8年7月定例会議が終了しました
おはようございます。滋賀県議会議員の野田武宏です。
8月10日は、令和8年7月定例会議の最終日でした。この日のことをまとめるのに少し時間がかかり、公開が遅くなってしまいました。
最終日は、これまで各常任委員会で審査してきた議案や請願の採決などが行われました。
この日は、人事案件として、滋賀県公益認定等委員会委員5名の任命と、「滋賀の環境自治を推進する委員会」委員5名の委嘱について同意を求める議案も提出されました。
追加議案として一般会計補正予算(第5号)が提出され、防災費として202万5千円を追加する補正予算について審議したほか、県有自動車の運転事故に伴う損害賠償額を定めた専決処分について、報第10号として報告がありました。
私も教育・子ども若者・警察常任委員会の委員長として、委員会で審査した議案や請願について、初めて本会議で委員長報告を行いました。

また、議員から提出された5件の意見書についても、討論と採決が行われました。
このうち、
・意見書第10号「住宅宿泊事業に対する監督体制の強化を求める意見書」
・意見書第11号「社会福祉施設職員等退職手当共済制度における保育所等に対する公費助成の継続を求める意見書」
・意見書第12号「ドナーミルクの利用拡大に関する意見書」
の3件は、議員全員の賛成で可決されました。
一方、
・意見書第8号「地方行政運営に必要な財源の充実・強化を求める意見書」
・意見書第9号「高額療養費制度の見直しを求める意見書」
の2件については、所属するチームしが県議団で内容を議論し、会派としては賛成することで一致していましたが、いずれも賛成17、反対26で否決されました。
第8号と第9号は各議員の賛否も同じでしたので、県議会が公開している賛否一覧をもとに、以下に掲載します。
○=賛成、×=反対
●自由民主党滋賀県議会議員団
・林 利幸議員 ×
・西村 弘樹議員 ×
・辻 正隆議員 ×
・谷口 典隆議員 ×
・田中 英樹議員 ×
・谷 成隆議員 ×
・小河 文人議員 ×
・菅沼 利紀議員 ×
・桐田 真人議員 ×
・井狩 辰也議員 ×
・本田 秀樹議員 ×
・柴田 清行議員 ×
・白井 幸則議員 ×
・村上 元庸議員 ×
・桑野 仁議員 ×
・周防 清二議員 ×
・海東 英和議員 ○
・加藤 誠一議員 ※議長のため表決に参加せず
・目片 信悟議員 ×
・川島 隆二議員 ×
・奥村 芳正議員 ×
●チームしが県議団
・中川 雅史議員 ○
・野田 武宏 ○
・赤井 康彦議員 ○
・佐口 佳恵議員 ○
・小川 泰江議員 ○
・田中 松太郎議員 ○
・冨波 義明議員 ○
・今江 政彦議員 ○
・中沢 啓子議員 ○
●さざなみ倶楽部
・駒井 千代議員 ○
・木沢 成人議員 ○
・清水 鉄次議員 ○
●滋賀維新の会
・河村 浩史議員 ×
・柴田 栄一議員 ×
・田中 誠議員 ×
●公明党滋賀県議団
・岩崎 和也議員 ○
・清水 ひとみ議員 ○
●日本共産党滋賀県議会議員団
・中山 和行議員 ○
・節木 三千代議員 ○
●無所属
・森川 えりな議員 ×
・森重 重則議員 ×
・有村 國俊議員 ×
・九里 学議員 ○
意見書第8号は、地方行政に必要な財源の充実・強化を国に求めるもので、物価高への対応をはじめ、地域公共交通、公立病院、中小企業や小規模事業者への支援など、地方が担っている仕事は県民生活に直結しています。
県として工夫すべきことは当然ありますが、地方だけではどうにもならない部分について、必要な財源を国に求めることは大切だと考えています。
そして意見書第9号は、高額療養費制度の見直しを求めるもので、この件については、少し前に大津市議会の議員からも相談を受けていました。
高額療養費制度そのものをこれからも維持していくために、一定の見直しが必要だということは理解しています。さらに今回の見直しで、多数回該当の自己負担限度額を据え置くなど、長期療養を続ける方への配慮もされています。
ただ、この負担軽減が適用されるのは、直近12か月で高額療養費に3回該当し、4回目以降となった場合です。一方、制度を利用する方の約8割は年間1~3回の利用にとどまるとされており、多くの方はこの軽減の対象になりません。
がんや難病などの治療を続けている方も含め、こうした配慮から漏れてしまう方に負担増の影響が出る可能性があります。
制度を維持していくことは大切です。ただ、そのための見直しによって、必要な治療を受けることをためらう人が出てしまわないか。
患者さんの実際の生活や治療への影響を、もう一度丁寧に確認してほしい。そうした考えを会派で共有し、チームしが県議団として意見書第9号に賛成しました。
7月22日に始まった今回の定例会議では、私自身も一般質問に立ち、「県立大学・県立高専を起点とした授業料無償化と進学機会の保障」について質問しました。
自分自身が長く取り組みたいと思っていたテーマだったこともあり、今回は特に印象に残る定例会議になりました。
そして、9月には次の定例会議が始まります。
次の一般質問についてもすでに準備を進めていて、今の段階で8割くらいまでは形になっていますが、ここから資料をさらに調べたり、論点を整理したりしながら、質問の精度を上げていきたいと思っています。
もちろん、県政を取り巻く状況は日々変わりますので、質問するタイミングによっては、今考えている内容から変更する可能性もあります。
残り短い任期中で、一般質問の機会も限られています。その時に県議会で取り上げる意味があるテーマなのか、県民の皆さんにとって必要な議論になっているのかを考えながら、次の質問を仕上げていきます。
野田武宏
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