2026年6月15日 第滋賀県立美術館特別見学会
こんばんは。滋賀県議会議員の野田武宏です。
本日は、滋賀県立美術館で開催された県議会議員向けの特別見学会に参加してきました。
今回の見学会では、現在開催中の企画展「ためして、みる」の見学に加え、通常は一般公開されていない収蔵庫も案内していただきました。保坂健二朗ディレクター(館長)自ら解説をしてくださり、美術館の役割や今後目指す姿について理解を深める貴重な機会となりました。
企画展「ためして、みる」は、作品をただ鑑賞するのではなく、「寝転んで見る」「双眼鏡を使って見る」「暗闇の中で懐中電灯を使って見る」など、さまざまな方法で美術作品と向き合う体験型の展覧会です。
実際に見学してみると、美術館に対して「静かに鑑賞する場所」「難しくて少し敷居が高い場所」というイメージを持っている方ほど、新しい発見がある展示だと感じました。作品を見るだけでなく、自分自身が体験することで、美術との距離がぐっと近くなる工夫が随所に施されていました。
また、見学会では普段は公開されていない収蔵庫も見せていただき、貴重な経験をさせていただきました。収蔵庫には多くの作品が適切な環境で保管されており、美術館が単に展示を行う施設ではなく、貴重な文化資産を未来へ引き継ぐ役割を担っていることを改めて実感しました。
保坂ディレクターからは、全国の美術館が共通して抱える収蔵スペースの課題についてもお話することが出来ました。美術館は作品を収集し続ける一方で、収蔵庫の容量には限りがあります。新たな作品を受け入れながら、既存のコレクションを適切に保存・管理していくことは、全国の美術館にとって大きな課題となっているとのことです。
展示室で目にする作品は、美術館の一部で、本日は普段はなかなか知ることのできない美術館の役割や課題について理解を深める貴重な機会となりました。
滋賀県立美術館では、現在策定が進められている整備基本計画の中で、「キッズアートセンター」の整備も検討されています。今回の企画展は、その考え方を先取りするような取り組みでもあり、子どもたちが気軽に芸術や文化に触れるきっかけづくりとしても大きな可能性を感じることが出来ました。
美術館は、芸術に詳しい人だけの場所ではありません。今回の展示は、子どもから大人まで、それぞれの感性で自由に楽しめる内容になっています。
企画展「ためして、みる」は6月21日まで開催されています。まだご覧になっていない方は、ぜひ足を運んでみてください。
作品を見るだけではない、
新しい美術館の楽しみ方に出会えると思います。
野田たけひろ
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